2014年11月26日水曜日

海の底。

深海は

潜ると深い


でもそこは

「終わり」では

ない・・

雨の繋ぎ目

雨が降っている
乾いた躰に
しっとりと
こころの割れ目を繋いでいく
そしてまた
再生してゆく
肌のように

赤い泪の形

泪の形になった

赤い色を抜いた

血の色の

落ち葉を数えて

徒労とし

赤く染まった大地の中の

その下で

いつしか

静かに

安心し

体を丸めて

眠る日を

夢見るのみ。



そしていつか

「春」がくると


濡れ落ち葉の中は

安全で、

完全に

温かい・・

はずと

血の落ち葉

落ち葉のように赤く

一度は太陽の色に

透けるように

透明に脈打ち

染まりながらも

瘡蓋となり

拳の中で凝固し

雫の形になって

地面に落ちる頃には

肌も再生し始め

傷も癒えるはずと



願う

この頃。

When time is gone..

いつか

魂の形で

捩じれてないことを

願うのみ


いつかこの世から

造形が

去ったあとの

私の形

途方もない悲しみと・・

途方のない悲しみと

一緒に暮らす日々はもう

疲れてしまったと

想うのみ。。

雨宿り

雨が降っている
乾いた躰に
しっとりと
こころの割れ目を繋いでいく
そしてまた
再生してゆく
肌のように

そんな風に
こころまで
元通りに
生まれ変わることは
できるのでしょうか

傷を知らない
あの頃のように

遠い昔
夕焼け空

2014年11月21日金曜日

Keep the distance

あらぬ方向を向いているよりかは

自分に真っ直ぐ向いている方が

こころなしか

よいのだけれど

あまり真っ直ぐ見つめすぎるのもまた

疲れてしまう。


「自分」と

「ほどよい」

距離を保つことも

「必要。」

普遍性。

すべてのものは一定で普遍。

さもなくば大きな

波が来て

すべてを消し去ってしまう。。


この法則を我々は変えることができない。

「自然」にまかせて

身を委ねながらも

我の外見を自然の形に合わせながらも

生きていかねばならぬ。

内側にある

自分という個は

不変なものだとしても。

この世に残すもの。

うつくしいものは移ろいやすく、総てを持ち去ってしまうものだと感じた。

ならば内側の輝きを残せばよいと。

唯一無二に

「移ろうことの」

ないものとして

いつまでも色褪せないものとして

この世に

残すもの。

幻影の透視。

人の心はその場その場の「幻影」を求めているから 移ろいやすい
そしてそれが「幻影」と気づくころには すべてなくなっているものだ。
「跡形なく」。。

今年木々に付いていた葉がすべて
風に吹かれてなくなってしまうように。
地上からも。。

落ち葉の幻影

落ち葉の色は移ろいやすく
心までも変われども
それは過ぎ去った日々と
心の中に宿すのみ

Echoing voice reaches someone's heart one day..

私は「声」を発する

私の心を

「慰める」

ために・・


森の中に永遠に

「木魂する」j自分の声を

聴きながら


いつか誰かの

「こころ」に

届けばいいと・・


ここはもう

「密封された」

部屋ではないから。


ひとりではない

落ち葉の砂時計

落ち葉はすり抜けて、私の手の中で砕け、

砂のように静かに音を立てて

地面に円錐形の軌跡を残す・・



それが「時間の過ぎ去った」証し・・ 

砂時計のように 一度合った軌跡を一瞬だけ形にとどめ、

そしてまた風に吹かれて消えていく・・



それが「想い出」と「時の流れ」

私の心に刻まれ残る部分と吹き去る部分・・


それのどこが違うのだろうか。


年を重ねるごとにその「引き出し」は多くなる


古くなればなるほど開けにくくはなるが、ふとした拍子に、古い物ほど空きやすい瞬間がある・・


「風」の音、「季節の」薫り・・

 頬を撫でる空気とそれを感じる心・・

そんなふとした

「キーワード」がきっかけで躰を通じてビジョンが甦る。



「予期」していないほどに

 「鮮明」に

2014年11月20日木曜日

Good time & Bad time..

「いいとき」も「わるいとき」も

「交互に」やって来る

「波」のように

予測不可能な

「母なる自然~Mother nature~」のように

「あなた」を襲う。。


そして波に呑まれながら

溺れながらも

生きていく・・

強さを

学んだ・・


予測不能な

コントロール不可能な

それが

人生。


穏やかでいて激しい 

そして

変わりやすく、一定で普遍。



それが、

「自然の摂理」と

いうものさ。

願い

「願い」を

かけて

「雲」ひとつない

そら

に・・

White nights, Living days..

「吐息」が白い 夜空


私の吐息で隠れてしまうかもしれない・・ 

夜空に瞬く星も月も

まるで「曇り硝子」の向こうにあるように・・

「そんな」世界・・


私の

子供

時代・・

2014年11月12日水曜日

この”サイト”の中で

この
秋の「サイト」の中で
私はきっと
悲しい気持ちで
家に帰っていたに
違いない・・

「そんな」気がした・・

秋が色を失くして
頬に伝う風が
モノクロームになり
「冬」に
向かう
頃に・・

血の泪

私の中からとりとめもなく流れ出る血を、
受け止めてくれる人など、
いるのだろうか?


留まることなく、流れ出る血を 
受け止められる人などいるのだろうか?・・


もしいるのだとしたら
一度
逢ってみたい・・

「そんな」
気がする・・

In Bloody Site..


in old site

the wall corrupted
in autumn sight


in corrosion
in autumn colors

with autumn leaves,
coming back to my mind
My old memories

Flash back to the old time
I use to walk by
in my school days..

In bloody colors..
with vivid vision
Flash back in my old days

jumped up from my cassette

of piled up memories
in which once I lived through
and I thought
I've totally forgotten..

どこにも「居場所」のなかった
悲しみに浸ったあの頃の
「帰り道」を思い出す。
「私のいない場所」
in bloody site
coming back from my old school..

2014年11月11日火曜日

Broken virgin egg in the sky..

空が二つに割れて

「ぽっかり」と

私の心が姿を出す・・


こんなにも生々しく

傷ついていたのかと

そのまるで

生まれたばかりの

「卵」のような

自分の心の殻が割られて

突然外に出た途端

「外」から

ナイフが突き刺された

そんな感じ。



A broken virgin egg

fallen from the top of the sky..

生まれたばかりの姿に

My red sky is torn apart..

共鳴する空から

共鳴 

こころが共鳴している 

ガラス玉の空の下に 

閉じ込められて

啼き叫ぶ魂達の声が



苦しくて


叫んで跳ね返って来た、

「自分の声」を聴いてるかと

思いきや

そこに

「あなた」が

いた。。


「もう独りじゃ」

ないと・・

2014年11月10日月曜日

「あの音」を探しに・・

私は確かに
あの時
あの場所に
「存在」していたことを
「思い出させる」
あの
心を揺らす
「不協和音」にも似た

「音」をさがしに・・

「あの場所」へ That place with that sound

私を解放して、
「あの場所」へと連れていく、
昔よく足を運んだ
あの場所へ

「あの音」を
「聴くため」に

Nostalgic string's sound

最初違和感があったのは、
その弦が
「錆びついていた」音・・
「扉を開いて」
慣れてくれば、
「心地よく」響いていく・・

昔よく聴いた
弦の音・・

解放された琴線。

それは
私の
ながらく
閉ざされて
見返されることのなく
箱の中に眠っていた
「琴線」を弾き、
「解放」していくと。

「その音」に
聞き覚えのあることに
きづく・・

「不協和音」

時には、
最初、自分の中で、
「不協和音」
のように聴こえていた音が、
だんだんと聴いていくうちに
「心地よく」、
響いていくものだと・・

知った。

2014年11月2日日曜日

Let me flow to the moon of the sea...


Let me flow, let me flow

let me flow to the moon of the sea...

I'm flying over the seas

to meet you & myself on the other side of the Universe..


but at some point,

I realize that I'm standing upon the same place

I was at..

but some how,

I found that I feel totally different from

how I used to feel..


same place but different..

I was looking at myself from "outside"

after the long, long journey over the 7 seas..



Returning to Earth.

I'm on the ground again with myself.



Pithole - in it -

私の中に

ぽっかりと

あるはずのない

大きな

底なしの

「穴」が開いて

奈落の底へと

落とされていく

感覚。。


私の中で

「存在していなかった」はずの

時間の扉が

開く。

その音に毎回

怯えて

暮らして

いる。。


「ああ、私は

確かに「そこ」に

「存在した」。。」の

だと・・

耳元で

誰かに囁かれ、

気づかされるように。