2014年8月23日土曜日

血と涙の通り雨

やまない雨と共に洗い流される、
血と涙・・


大雨の中で大声で泣いても、
雨音で消し去られる声と、
涙の雫。


いつまでも
そこで
「聴こえない振り」をして
立っていても、
「その声」は私の中で木魂する。



「人の声」と「雨音」とが
交差しながら
やってくる雨の足音。


やがて遠ざかり、
「私の中」から消えていく・・


そしてまたそれが「何であったのか」
いつか語りかける者が現れるであろう
。。


「答え」はまだ眠る。

そしていつの日か「目覚める」であろう。


「遠い日に一度見た」光をまた「この眼」で「見る」ために・・


もし「必要な」ことであれば、
「答え」はやがて顔を出し、
やって来る


「遠い日の悲しみ」が洗い流されて
また、一筋の光の差す朝に、
笑顔で迎えられる日まで。

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