2018年2月23日金曜日

春の光 〜 瞼の光景

春の光が
眩し過ぎて、
瞼を閉じると
そこにはもう
冬の残像は
なかった

かすかに
輪郭が
残るのみ。


春の光を
待ち焦がれた心に
急に花が咲き、
怒りも
不安も
静かに溶けていく。

”春が来た”のだと。

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