永遠のものなど
なにもない
私とて
そうなのだから
ここに咲く草木と同じように
いつかは枯れて
朽ち果てる。
永遠の命など
どこにもないのだ。
何万年かかろうとも
それはいつしか
無くなる運命にある。
新しい命と引き換えに
それはそうやって
巡っていくものだから
一見
無くなっていくのが
わからないでいるだけ
他のものの命であると
そうやって傍観出来る
でも自分のこととなると
そうではないに
違いない
それぞれの個体がそうやって
身体という個体の中から
外を意識を持って見て生きている
いつかは無くなるもの
永遠のものなど
どこにも無いのだから。
私という人間がここに居るのは
一回だけ。
それは何億年かかろうとも
今この瞬間は
一度しか
巡ってこない。
同じように見えても
同じ瞬間など
二度と来ないのだ。
そう思うと
私が今生きているこの
瞬間のひとつひとつが
貴重なもののように思えてくる
「今」を大事に
その先は
そのひとつひとつの
積み重ね。
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