一度は夢見ることをすべて諦めてしまった
そんなみすぼらしいもぬけの殻となった僕の躰を
一体誰が
拾い上げてくれるというのだろう?
その行き先が溝川だったとしても
誰もそんな僕を気に掛ける者などいない。。
誰もそんな
ぼろぼろになった
傷ついた僕の躰の事など
気に掛け
知る由もなく
都会の雑踏の中に
自分の存在さえもかき消されていく・・
ただ今は、
「忘れ去られた存在の」影として
過去の幻影に
すがって生きているだけ・・
「僕は一体誰?」
そんなことを知っているのは
僕自身でしかありえないのに
誰も自分自身でその答えを探ろうとしない。。
「流れ」に身を任せ過ぎて
「行き先」が見えなくなってしまった
まるで溝川にも辿り着きそうになった
僕の人生に
そして僕のそんな弱った魂は
白い壁に吸い込まれて
「今日」もまた
ただ消えて行くだけ。。
「自分が誰であるか。」
「他の人と同じように生きる」ことを
諦めてしまった自分に、
まだその答えを
見いだせずに
一日という日を終えてしまった。
そんな僕に
他の人と同じように
明日はまた来るのだろうか?
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