「1ヶ月くらいならいていいよ。
私もその間ならいるから。。」って言うと
”その子”は
”悲しげ”に「うん」といった。。
少しここ数日間の疲れから来る眠気が襲ってくるのと
「悲しみ」が入り混じって・・
「また”僕”は「捨てられてしまう・・」」
・・そんな”恐怖感”が少年の心を襲った。。
「そんな」想いをさせないように
いつもその路地裏の「猫」を「片時」も
「離さなかったから・・」いままで
「でも、だいじょうぶ。そのあとのことはちゃんと考えよう・・」
私も”幼い時”、彼と「同じような」感覚に襲われたことがあるので
「きもちはよくわかった・・」
「だれかお友達のところにでも”わたしのいないあいだ”お願いするから」って
いって。。
「少年」はまたどこか知らない人のお家に行くのには「ふあん」になったりはしたけれども、
「・・うん・・」って言って、
わたしが「安心して。悪いところにはいかせないから。みんないい人よ。」っていうと
すこし「あかるい」眠た毛な「えがお」に
戻っていった。。
「ほらほら”泪”を拭いて。
君は、笑顔の方がずっとステキで可愛いよ♡」というと
また、「少年」は「ニッコリ」と笑顔を作って言った。
「お姉さん、ありがとう。」と言って
また”わたし”に「抱きついてきた」
よっぽど嬉しかったらしい。。
「また孤児院に戻るのか・・その間。。」という
「いいしれのない不安」に襲われてきていたから・・
もういい時間になったので、
「少年」の起きている力は「げんかい」になってきていたようだ。
もう「こっくり、こっくり。。」来ていたので、
あたたかい「おふとん」のある所まで
「手」を引いて
「連れて行って」あげた。。
するとふとんに
「倒れ込むようにして」
くたん。となって
ころんと転がって
横になってしまった。
ので、”わたし”はお布団を
「さむく」ならないように掛けて
あげた。
するとまた「お母さん・・」と言いながら
少年は仰向けになって、
くるん、と横を向いたあと、
知らず知らずのうちに「シーツの端」をぎゅっと掴んで
そのまま口にくわえるようにして
「赤ん坊」のように
「眠ってしまった・・」
「きっとそうやらないと、”今の時間に”自分を縛り付けていられないようで
”不安なんだな。。”」と想いながら、
その10歳そこらのこの少年のいままで「通って来た」
「道」を想いながら、
「あたま」を撫でて、「あんしんして」眠ってしまうまで
「傍」にいた。。
「少年が」不安にならないようにと、
「ときどき」声を上げるから、
ずっといようとすると、
私も「添い寝」をして
ずっと朝まで少年のすぐそばの
「たたみ」の上で
眠ってしまった・・