「朝」起きると
おふとんは
「もぬけの殻に」
なっていた。。
その下は「ちょっと」濡れていて
シーツをひっぱって「かじった」跡がついていた。。
もう「少年の」すがたは「そこには」なかった。。
そして「眠たい目」をこすりながら
「少年」の鞄の置いてあった場所に
見に行ってみると、そこも
「その下」が「きのう」の雨と同様
「濡れていた・・」
もう玄関の靴ももう「なかった。。」
その長靴のしたも「まだ雨の雫濡れていた」けれど。。
わたしは「あ、少年は
「天に」
「帰ったのだな・・」と
想った。。」
あの少年の姿をした”猫”は
ほんとうは”そんざい”しなかったのかもしれない
わたしだけがみた「幻想だった・・」のかもしれない。
でもそんな
「寂しい想い」をしていた「少年の心が」
「安心」に満たされてやっと「ここから」
でていったのだ。。
「お姉さん、ありがとう。」と
「泪」の向こうに見える笑顔が
カーテンの向こうの
「朝」の「虹」の光る、
山々の向こうに「晴れ渡る空」に
見えて、晴れ晴れしく
「うつくしかった・・」
「ああ、少年はやっと
「天」に登ったんだ・・」と想って、
私まで嬉しくなって、瞳を閉じるとまた
「少年の泪の後の笑顔」が
「まぶしくなって」
「嬉しくなって」
泪がこぼれてきて、
「太陽」と雨雫に濡れた葉っぱの向こうの「虹」に向かって
「拝みたく」なった。。
「少年の心がちゃんと、向こう岸まで”無事に”辿り着けますように。」と
そこがたとえ、あの世であっても、「現世」であったとしても。。
「少年の心が癒されて、
安心に暮らせますように。。」と
「願って。。」
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