"彼"は私を高くほおり投げて
ずっと
また
私が
”元の場所”へ戻ってくるのを
待っていたのかもしれない・・
もう二度と
”同じ高さ”には
”落ちて”きて、
戻ってこないことを
さいしょはわからなくて、
私を「飛べるように」
空高く
手助けして
「放り投げてしまった・・」
「飛び立った鳥は・・」
もう二度と・・
戻ってこないことを
知らずにいた彼は、
同じところで
幾日も幾日も
待ち続けた。。
そしていつしか
彼は、
街に立つ
”うつくしい”
彫像へと
変わってしまった・・
「ひとびとは」こんなことを噂する。。
「あの少年は、自分が飛び立たせた鳥を待ち続けて、
いつしか”石”になってしまったんだ。。
”少女”がいつか
自分の元に戻って来ても、
すぐわかるように。。」
「そして”彼”は時々
”晴れた青空”を見上げながら、
”泪”を見せる。。
”彼女の”飛び立った日を想い出して。。きっと。。」って。。
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