2013年8月5日月曜日

Nori君の”しんぱい” 現代編

今朝、”Nori君”がツカツカとやってきた。。

いつか見たことある、「黒づくめ」の服装で・・


なんだかちょっと「怒ってる様子・・」


「アリス」といって

ちょっと私の方をきつく見た・・

「昨日どこ行ってた?・・」そういって、

私の腕をちょっと掴んだ。。


私は「え?」と想ってつい、

「新今宮のヘンにちょっと・・・」と”場所名”を特定するとちょっと。。(余計心配させるかな??・・)と

いちおう、気づかいし、”駅名”で言ってみた・・・


すると、

ちょっと血の気の引いたように「硬直」して

「なんでそんなところにいってたの?・・」って聞いてきた・・


なので私は素直に、

「芝居を見に行って来たから・・アングラ系の。。」

「どこそれ?」

「難波屋っていう一杯飲み屋さん。。よくそういうのもやってるみたい。。”あそこ”で。。」

っていうと、

ふーーーーーっと息を”冷たく”吹いた後に、いちど”下”を見て、

「なんで俺に言わなかった?」って聞いてきた・・

(ああ、そうか。。「言わなきゃいけなかったんだ・・・」ってちょっと後悔した・・)

「ゴメン、忘れてた。。それに昼間行って、夕暮れ前の明るいうちに帰って来たから、”だいじょうぶ”だと想って・・」ってちょっぴり後悔しながら言ってみた。。(ああ、そうか、Nori君はだから心配してたんだ・・また昨日いなかったから・・)

「あそこは危ないし、昼間でも女の子一人で行ったら、危険じゃないか・・

僕だって男の子だからしんぱいするよ、君のこと・・・」って言って

ことばが出ない様子だった。。

「ごめん・・」 私もそれを事前に言わなかったことに後悔した。。(だって急きょ決まったから・・)


「君は本当に昔からそうやって、”想い立ったら”すぐ行動して、どこかに行ってしまって帰ってこないことがあるから・・・・今度はちゃんと言ってから、出掛けてってね。。」

どうやら”Nori”君は、それで昔わたしに”置いて行かれた・・・”トラウマがきついらしくて、

こうやっていつも私が帰ってきた後でも、”デジャブ”にまるで悩まされているようだった・・

「僕だって、君の”彼氏”なんだから、知る権利はあるよ・・」

そう今度は冷たく言い放って、手を放して、少し離れたところから、私にそう言った。。

「ほんとうにゴメン。。そういうつもりじゃなかったから・・」

ちょっとNori君の気持ちを考えて悲しくなって少し泪が溢れそうだった・・(いつもゴメン!!きづかなくて・・そんなに心配してくれてたのにね。。。)

「もう、こんどは”ヒッピーバンに乗ってたから、僕のこと忘れちゃった”なんて言わないでね・・」

そういって、ぷいっと向こうを向いて、”ツラかった”のか”木”の向こうまで歩いて行ってしまった。。

「なんだかもしかして”Nori”君、泣いてるのかもしれない・・」って想ったけど、しばらくそのままにしていた。。(きっと近寄るともっと”辛く”なるから・・)


その晩の”Nori君”は、「夢に」うなされていた。。

「アリス、アリス・・・・」って言いながら、

「歯」を食い縛っていた。。

なので”私”はそんな、握り拳になった”Nori”君の手を取って

「だいじょうぶ、ここにいるから・・」って言ってみた・・(あまり「寝言を言ってる人に」話しかけちゃいけないというけれど、”あまりにも”ツラそうで・・・)

すると”Nori”君の握り拳の力が、さっと抜けて・・・「ああ、アリス・・・・」っていいながら、

こんどは”ほッ”としすぎて、とろけるように、眉間にしわの寄ってた顔がゆるんで、少し目の端に”泪”が光ったような気がして、ガクっと、眠りについていった・・


「ああ、ごめん、こんなに”しんぱい”掛けてたんだ、わたし、、、ほんとうは・・・」と

想うと、あまりにも”自分”が相手の気持ちを考えずになんでも、じぶんのことばかり優先して行動することで、こんなにもこの子を傷つけて、苦しめていたのかと想うと、たいへん申し訳ない気になった。。

「ごめん。。。これからは気をつけるよ・・・」

そういって、”彼の”おでこをさっと撫でてから、寝ている彼の肩から上を抱いて「あんしん」して眠れるように、”手助け”してあげた。。

するとまたわたしの彼の肩を撫でていた手に「そっと」手を添えたあと、私の指先を「ぎゅッ」と握って、掴んだまま、こんどはすこし「あんしん」したゆるんだ顔になって、その後はすやすやと寝息を立てて、「私の腕」の中で眠りだした。。

「きっと、”こうやって”眠りにつかないとまだ”あんしん”して眠れないのかもしれない・・」

また”自分の眠っている間に”勝手に”飛び立って”しまうのではないか?、、という不安感を「彼」が拭えないのを感じながら・・

自責の念を覚えて。。

「もうそんなことはしないよ。。君を置いて行ったりは・・」

そう心に誓って・・

もう一度”わたし”も彼の指先を握りなおして、やさしく彼の上半身を起こして「抱いたまま」寄りかかって、今夜は眠っていた。。

「ごめんね。。。ほんとうに・・」って想いながらも

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