2013年7月23日火曜日

記憶を失くした街・・ 阿倍野界隈

阿倍野の街を歩いていると

まるで

宇宙船が

空から落ちてきて

元いた街を跡形もなく押し潰してしまったように、

まるでいままでとは

まったく違う風景が

広がっている。。


下にあった

それまで存在した

街や

そこに属していた人々の記憶まで

宇宙船が押し潰して

跡形もなく

”壊して”いった。。


上からぐちゃっと潰して

飛来して

何の記憶もない

跡形もない

街になっていた・・


そこに棲んでた人々、

「そこ」にしか住めない、

生きれない人々の記憶は

どこにいったのだろう。。


そこにいっても

同じ場所に行っても

どこを探してももう

「それぞれの心の中にある」記憶がない


人々の魂は浮遊する

行き場の無くなった、

もうどこにも行くことのできなかった魂が

街のあちこちで「浮遊」する


街角の隅で

バスの中で、

その浮遊して

行き場の無くなった

魂たちは

ごみダメの中で浮遊する・・


押し込められて

窒息しそうになって、

「肩を」並べて、

「元の生活」を続けている。。


「浮遊する魂」阿倍野界隈・・

もう無くなってしまった人々の記憶の中に

もうどこにも属せなくなった魂たちが

まだそこに行き場を求めてさまよっている・・


「我々は過去の記憶を失くしてしまった・・

”完全”に・・」

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