私
「ねえ、月夜の晩は何をしてるの?」
男の子
「?」
私
「私は、月の光の下で、部屋の電気を真っ暗にして、月明かりに照らされて
その下で満月の月を見ながら座っているのが好き。。
まるで、自分が発光した白兎みたいになって・・
青い光の中で、昔の想い出が、
映画のフィルムの切れ端みたいになって、そこらじゅうをふわふわと
飛び回るの・・
”おぼえてないこと”まででてきて、
とってもきれいよ。」
男の子
「なんでそんなことするの? 君はうさぎじゃないだろう? 」
私
「あなただって、ほんとうは猫じゃないじゃない? ほんとうは・・」
男の子
「そんなこと、どっちだっていい。。 君は女の子だし、男の子でもないんだし・・」
私
「私たちってふしぎよね、”想い出”を共有している・・
まるで”鏡の中”のともだちみたいに。。。
あなたとっても”白兎”に似ているわ。。
光を当てたら、ほら、真っ白よ。。」
男の子
「僕にも昔の想い出がみえるかな? もう忘れてしまった、”昔の想い出の”ことを。。」
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