空が高かった、あの頃。。の私
いつも
街中が大きな音を響かせて佇んでた80年代のあの頃、
でもそんな街の中で響き渡る騒音も
どこかいつも遠くに聞こえて、
まるでじぶんが「そこにいない」ような
感覚だった。。
いつも”自分”の中から
とおくから聞えるぼんやりとそんな音を聞いてて、
いつも”空”が高かった・・
”透明”で、ガラスのように触ったら壊れそうな空。。
いつも自分の横で起こることも、
まるで自分がそこにプロタゴニストとしていないような、
そんな感覚。。
だからきっと「好き」とか色々言われても、
まるで”じぶんのこと”のような感覚がなかったんだよね。あの頃・・
じぶんは好きだったのはわかってたんだけど、
そこからでていって、「じぶんのことのように」感じる勇気はなかったよ。。
その前に色々とありすぎて・・
じぶんの中で。。
壊れそうな自分を取りとめておくのが精いっぱいだったから・・
”あなた”の気持ちまで受け入れることができなかった。。
きっとそれ以上いったら、じぶんが”壊れてしまうから・・”
まだじぶんの命を奪う決心はなかったよ。
”壊れてしまった”ときの心の準備は、
わたしの中でできていなかった。。
やっと自分の中で「自分の人生」を歩み始めたばっかりだったのに・・
あそこで終わらすことはできなかったの。。
17歳の私・・
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